妊娠後期に入ったママ。サポートしてあげたいけど、どうしたらいいかわからない!という旦那さまのため、妊娠後期の女性について解説していきます!
1.妊娠後期とはどんな時期なのか?
妊娠28周目以降から、後期に入ります。
そして37周目からは生期産といい、いよいよいつ生まれてもいいように赤ちゃんの準備は整っています。
ママにとって、ここまで来るのは長い道のりでした。
お腹はかつてないほど大きく張り、身動きも取りにくく、もはや自分のお世話もままならない状態に入っていきます。
お仕事されているママは、このあたりから産休に入られる方が多いと思います。
いよいよ生まれてくるんだという実感も湧きつつ、ここからさらに後期特有のマイナートラブルが出てきますので、症状を見ていきましょう。
2.症状と対処法について
足がつりがち
特に寝ている時、足がつります。
むやみに足を伸ばすと危険です。
お腹が重すぎてとっさに起き上がることもできないので、ひたすら痛みに耐えるしかありません。
夜中一人でよく苦しんでいた思い出があります。
原因としては、妊娠中に増えた血液により水分が溜まりやすくなるからだそうです。
妊婦は足がむくみがちなのもこのためです。
夜中にうめき声が聞こえた場合、だいたい足がつっています。
基本無視で結構ですが、あまりに苦しそうならママの指示を仰いでください。
むやみに動かしてはいけません。
足を高くして、着圧ソックスを履いて寝るのがオススメ!だと教えてあげてください。
動機・息切れ
とにかくすぐ息があがります。
階段は地獄です。
多少の運動は結構ですが、1時間以上のウォーキングはドクターストップがかかります。
「おばあちゃんみたい」など言わないでください。
妊娠前と同じようには動けません。
休み休み、ゆっくりとした動作を心がけましょう!
胎動と不眠
とにかく寝付きが悪く、いつも寝不足です。
原因は赤ちゃんの胎動です。
夜行性かな?と思うほど、寝ようと横になった瞬間から暴れだします。
横腹が狙われがちです。
パパはイメージつきにくいかと思いますが、赤ちゃんのボディーブローは結構効きます。
胃、脇腹、尿道付近など、正確に突いてきます。
イメージとしては、お腹の中に潜んでいるエイリアンがお腹を破って出てきそうな感じです。
ママがダメージを受けていそうな時は、「赤ちゃん元気な証拠だね」と励ましてあげてください。
その他日常に支障をきたすこと
- お腹が支えて足の爪を切れない
- 尾てい骨がガタガタで座る時、立ち上がる時が一苦労
- 宅配が来ても、とっさに動けない
- お腹の皮が薄くなって破れそうだし、伸びてかゆい
- 重い荷物は生まれそうになるので持てない
- 歩くのがかなり遅い、走ることなんてできない
- キッチンに立つとお腹がかさばって、作業しづらい
- 基本、横たわる姿勢以外はきつい
まとめ
いかがでしょうか。
これが妊娠後期から臨月のママの実態です。(あくまで私の体験に基づく内容ですが・・)
普通に生活をしているように見えて、実はこのようなハンデを抱えて家事・育児をしています。
妊娠は病気ではありませんが、ママにとって辛い症状が数多くあります。
パパやそのご家族の方は、是非積極的にサポートしてあげてください。
家族みんなで妊娠・出産を乗り越え、かわいい赤ちゃんを迎えましょう!!