闘いのあと
命がけで闘い抜いた出産。
今思い返しても、悪夢の数時間でした。
人によっては3日かかったという話も聞きます。
あの苦しみを3日間・・・気絶しそうになります。
「出産おつかれさま。ゆっくりしてね」
という言葉をかけてもらうことが多いですが、正直全然ゆっくりできません。
赤ちゃんが生まれた瞬間から、もう母親業が始まっているのです。

きの子
今回は旦那さんにも分かっていただけるよう、産後の女性の身体について詳しくレポートしていこうと思います。
産後迎える夜
- 頭痛、吐き気(いきみすぎて酸欠ぽくなっていたのかもしれません)
- 全身打撲をお見舞いされたよう(よく交通事故の全治3ヶ月と例えられますね)
- 骨盤ぐらぐらで歩けない(分娩台から病室までは車椅子で帰りました)
- 内蔵の位置が定まらない(今まで上に押し上げられていた内蔵が、所定の位置を思い出せずうろうろしているような感じで気持ち悪いです)
- 後陣痛が痛すぎる(赤ちゃんと共に大きくなっていた子宮が、突然赤ちゃん不在となって元の大きさに戻ろうとするときに伴う痛みです。ロキソニンがないと無理でした)
目がギンギン(興奮状態なのか、レッドブルを2本ぐらい飲んだように目がぱっちりです)
このように、産後の夜はほぼ徹夜でした。
産後一週間
- 起き上がる、寝返りするのも重労働(あちこち痛くて、身軽に動けません)
- 赤ちゃんをあやすのも一苦労(そうは言っても授乳などお世話をしないといけないので、結構きついです)
- 食べても食べてもお腹が減る(早いママだと産後すぐ母乳が出始めます。母乳を作るのには結構なエネルギーを使うようで、夜食を食べたりもします)
- 貧血ぎみ(母乳は血液から作られるそうで、入院中に増血剤を処方されることもあります)
- 引き続き寝不足(赤ちゃんにもよりますが、新生児から夜ぐっすり寝てくれる子はめずららしいと思います)
- 引き続き骨盤ぐらぐら
- 歩き方がゾンビ(前かがみでかなりゆっくりなので、ちょうどゾンビです)
産後一ヶ月
- そろそろ出かけようかなという気になる(助産師さんからは最低1ヶ月は床上げNGと釘をさされますが、さすがに3週間ぐらい引きこもっていると外に出たくなります)
出かけてはみるものの、スタスタ歩けないし、赤ちゃん抱っこするのもギリ(いざ外に出てみると、それだけで疲れます。まだまだ通常のようには歩けないので、長時間の外出は要注意です)
骨盤問題(座っている姿勢から立ち上がるときに骨盤だけ置いてかれる感があります。おそらくこの問題とは長い付き合いになるでしょう・・)
抜け毛(とうとうはじまったかという産後の抜け毛です。シャワーの時、毎回びっくりします。落ち着くまでにおそらくショートヘアのウィッグを作れるぐらいは提供できます)
まとめ
待望の赤ちゃんにやっと会えた喜びは大きいですが、このように産後もなお、何気に苦しい状態が続きます。
見た目は元気そうにみえても、内部は激しい傷を負っています。
「産後うつ」という言葉がありますが、自分の思い通りに動けないことにストレスを感じたり、初めての育児を経験するママならなおさら、赤ちゃんとどう接したらよいか分からなくなる場面もあるでしょう。

きの子
家事の分担、手に負えない場合は夕食は宅配にするなど、
ここはなんとか乗りきって、ママのメンタルをケアしてあげましょう!!
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