コロナ渦で挑む出産、不安ですよね。
どんなことに気をつけておくと良いか、実際の体験談を交えてお伝えします。
妊婦さんとそのご家族の方、必見です!
1.ママひとりで挑む出産
私が二人目を出産したのはちょうど昨年の2020年、コロナによる緊急事態宣言真っ只中の頃でした。上の子は当時2歳4ヶ月。本来なら保育園に通っているのですが、登園自粛により一緒に家で過ごしていました。
出産を控える身としてはただでさえナーバスな時期なのに、コロナに感染すると胎児への影響はどうなのか、そして感染してしまうと通いなれた産院とは違う病院で出産を余儀なくされる・・という緊張感を常に持っていたのを思い出します。
そんな中、私が実際に体験したコロナ渦の出産についての注意事項を、紹介していきたいと思います。コロナと戦いながら出産を控えている妊婦さんとそのご家族の参考になれば幸いです。
2.注意すべきことと、準備しておくべきこと
立ち会い出産不可能
分娩室はおろか、入院時に家族が産院に入ることすらNGでした。(2020年5月時点)
陣痛感覚が10分おきになった時、準備した荷物をまとめて家族に送迎してもらい、一人で入院手続きに向かいました。
当時は本当に自分しか入れなかったので、荷物は最低限コンパクトしておくことをおすすめします。
立ち会い出産を望まれている方もいらっしゃるかと思いますが、残念ながらこの時期は難しいかもしれません。
分娩室へ入ってふと、「そういえば生まれたての赤ちゃんの写真を撮ってくれる人いないな〜」と思っていた矢先、助産師さんから、「もし撮影希望されていたら、カメラ出しておいてください」と言っていただけたので、相談ベースで、撮影はしていただけるかもしれません。
入院中の面会は家族1名のみ、子供は不可!
入院時の面会は1日に1名のみ1時間と決まっていました。(産院によりますが)
そして子供は不可!ここが誤算でした。。
出産から退院までの丸4日間、上の子に会えない日々を過ごしました。
上にお子さんをお持ちで、パパがお仕事の休暇を取れない場合、実家のご家族などにお子さんを預けておくしかない状況になるので、事前の打ち合わせが必要です!
子供のあやしグッズと食事の準備
母親が4日間家を空けるという想定が必要になります。
私の場合、入院中は夫が仕事をお休みしてくれたので、一人で上の子(2歳)をみていてくれていました。退屈しのぎの目新しいおもちゃや絵本、お菓子などの買いだめと、二人分(夫と子供)の食事を作り置きしておく必要があります。
普段からママが寝かしつけされている家庭は、パパでも入眠できるようにしておいたほうがいいでしょう。
面会制限のため、産後メンタル注意!
通常であれば出産後は家族や友人が来てくれて、わりとワイワイしている病室ですが、
コロナ渦はとても静かでした。
産後のボロボロの身体を癒やすのにはちょうどよかったですが、新生児と二人きりの入院生活も時折息がつまり、助産師さんに助けを求めることもありました。
産後の精神状態は浮き沈みが激しいということもあり、一人で抱え込んでしまうママもいらっしゃるかもしれません。。
愛読書やアロマ、音楽など、何か気分転換になるようなものを用意しておくことをおすすめします!私の場合は3食の美味しい食事が癒やしでした。
3.まとめ
こんな異常な環境での出産を経験できたこと、後の笑い話になることでしょう。
私の場合は一人目の経験がある分、少しは気持ちにゆとりをもちつつ挑むことができましたが、初産のママは本当に心細く、不安でいっぱいでいらっしゃるかと思います。
とりあえず感染予防対策は万全にしておき、あとはプロのサポートに身を委ねましょう!
苦しみの先には、それ以上の喜びと幸せが待っています。